2020年9月、日本中に衝撃と悲しみが走ったあの日から、時間は確実に流れた。当時、まだ幼かった次男と、思春期を迎えていた長男。二人の子供を抱え、途方に暮れる間もなく現実と向き合わざるを得なかったのが中林大樹だ。彼は「子供たちを守り抜く」という強い意志のもと、世間の喧騒から距離を置く選択をした。
都内のマンションから一時期身を寄せた場所、そして日々の家事や育児。男手一つで二人の息子を育てる苦労は想像を絶するものだったに違いない。しかし、関係者によると、彼は弱音を吐くことなく、ただ黙々と父親としての役割を果たし続けてきたという。