ネット検索を行うと、「まだ泊まれるのではないか」「営業再開の予定があるのではないか」といった真偽不明の情報や個人の憶測が散見されます。このような誤認が生まれ続ける背景には、冷泉閣グループが福岡市内に展開していた冷泉閣ホテル駅前の存在があります。駅前館は博多駅至近の博多駅前1丁目に位置し、川端館の閉館後も営業を継続していたため、両館を混同した旅行者が「川端館もまだ営業している」と勘違いするケースが多発しました。
また、古い旅行記ブログや大手OTA(オンライン予約サイト)の過去キャッシュがネット上に残存していることも、情報錯乱の温床となっています。一部の掲示板やSNSでは「経営破綻で夜逃げ同然に消えた」といった根も葉もない噂が囁かれた時期もありましたが、これは完全な虚偽です。実際には公式に営業終了が告知され、長年の顧客や取引先への挨拶を経て秩序ある閉館手続きが執られました。