川場スキー場を訪れるドライバーが最も警戒すべきは、関越自動車道・沼田ICを降りた後のラスト3〜4km区間に待ち受ける急勾配の山岳道路です。沼田ICから川場村役場周辺までは緩やかな平坦路が続きますが、スキー場専用道路(村道)へ入った瞬間から斜度が急激に跳ね上がります。
報道各社や地元警察の出動データでも示されている通り、この区間は「日陰」「連続ヘアピンカーブ」「急な登り坂」が重なる危険地帯です。融雪剤が散布されているものの、降雪時や早朝・夕方は完全な圧雪・ブラックアイスバーンと化します。実際、ノーマルタイヤでの進入は論外として、「スタッドレスタイヤを履いた2WD車(特に前輪駆動・後輪駆動)」が登坂途中でトラクションを失い、スタックして後続車を巻き込む大渋滞が毎年発生しています。
4WD車であっても金属または高性能非金属チェーンの携行は絶対条件であり、2WD車の場合は駆動輪への早めのチェーン装着が現地誘導員からも強く求められます。「首都圏から2時間」というアクセスの良さに油断し、雪道運転の準備を怠るドライバーが事故を引き起こすケースが散見されるため、細心の注意が必要です。
また、川場スキー場の名物である「全天候型立体駐車場(約1,000台収容)」にも独自の攻略法が存在します。車内から降車してエレベーターに乗るだけで、ウェアに着替えた状態のままカワバシティ7階のゲレンデ直結フロアへアクセスできる構造は国内随一の快適性を誇ります。しかし、土日祝日の当日一般枠は午前7時00分〜7時30分頃には満車となることが通例です。満車後は離れた屋外駐車場へ誘導され、シャトルバス移動を余儀なくされるため、公式Webサイトから「事前予約専用フロア(VIP・予約枠)」を事前に確保しておくことが、朝の無駄な待機時間を避ける決定打となります。