市外局番「072」は、主に大阪府の南部エリア(南大阪)を中心とする広大な地域に割り振られている。中核都市である堺市をはじめ、だんじり祭りで全国的に有名な岸和田市、さらには泉大津市、貝塚市、泉佐野市、富田林市、河内長野市、松原市、大東市、和泉市、柏原市、羽曳野市、藤井寺市、泉南市、大阪狭山市、阪南市などがこの番号帯に含まれる。
通信インフラの歴史を振り返ると、これらの地域では長年にわたり西日本電信電話株式会社が構築したアナログの固定電話が人々の生活やビジネスを支えてきた。現在ではブロードバンド化に伴い、従来のメタル回線からNTT光電話をはじめとする高機能なIP電話サービスへの移行が完了しつつある。だが、使用される市外局番の表記自体はそのまま引き継がれており、地域のインフラとして根強く機能している。