洗面台のわずかなカウンター空間に、ゴツゴツとした美容家電が居座る光景は珍しくない。かつては単なる乾かすための道具だったドライヤーだが、テクノロジーの進歩とともにその姿を劇的に変えた。革新をもたらしたのは、ジェームズ・ダイソン氏率いるブランドが生み出したDyson Supersonicだ。強烈な風量と独特のフォルムを持つこの製品の登場以降、パナソニックのナノケアシリーズなど、高性能で高価格帯のアイテムが市場を席巻するようになった。
高機能化は利便性をもたらした一方で、本体の重量化や専用ノズルの増加、太く重い電源コードという新たな悩みを生み出した。出しっぱなしにすれば生活感が溢れ出し、引き出しに仕舞い込めば毎日の出し入れが面倒になる。だからこそ、壁面や洗面台の側面を立体的に活用し、サッと出し入れできる専用ホルダーの価値がかつてないほど高まっているのだ。