現代野球における投手分業制は極限まで進化しています。日本プロ野球(NPB)の公式戦において、1軍のベンチ入り投手のうち6〜8人程度がリリーフ枠として登録され、それぞれの役割に応じたシチュエーションで起用されます。それぞれの違いを一覧データで確認してみましょう。
リリーフ投手を評価する上で欠かせないのが「ホールド」と「セーブ」という記録です。公認野球規則に定められた厳格なルールが存在します。
ホールドは主にセットアッパーに与えられる記録で、「自チームがリードしている状況で登板し、同点に追いつかれることなくリードを保ったまま降板する」「同点時に登板して失点せずに抑える」などの条件を満たすと記録されます。
一方のセーブは、試合を締めくくるクローザーに与えられます。基本条件は「自チームがリードしている最終回に登板し、最後まで投げ切って勝利を確定させること」です。さらに「3点以内のリードで1イニング以上投げる」「同点または逆転の走者が塁上にいるピンチで登板して抑える」「リードの点数に関わらず3イニング以上投げてリードを守り切る」といった細かな基準が設定されています。