原作漫画では悲劇のヒロインとして散った南空ナオミですが、彼女の真の輝きを知る上で外せないのが、西尾維新氏による公式スピンオフ小説『アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件』です。
本作では本編以前の過去が描かれており、ナオミはFBIを休職中にLから直々に指名され、彼の「目と足」となって難事件の潜入捜査に挑みます。作中では卓越したプロファイリング能力だけでなく、ブラジルの格闘技「カポエイラ」を駆使した高い戦闘力も披露。Lの真の後継者候補であった殺人鬼「B(ビヨンド=バースデイ)」をあと一歩のところで制圧し、事件を完全解決へと導きました。
Lが本編で南空ナオミの死を知った際、普段の冷静さを欠いて珍しく悔しさを露わにしたのは、この過去の事件を通じて彼女の類まれなる能力と高潔な人柄を誰よりも高く評価していたからに他なりません。