宮川製麺所を訪れた初心者が最も戸惑うのが、一般的な外食チェーンのような「案内スタッフ」や「わかりやすい券売機」が存在しない点です。入店から退店まで流れるようにこなすためのステップを頭に入れておきましょう。
ステップ1:入店直後に「玉数」と「温・冷」を伝える
暖簾をくぐると、目の前の製麺台で職人が手際よく作業しています。目が合ったタイミングで「1玉(小)」「2玉(大)」など玉数を伝えます。冷たい麺で食べたい場合は「冷たいの」と申告しましょう。茹で上がったばかりの麺が丼に入って手渡されます。
ステップ2:自分でテボ(振りザル)を使って麺を温める
温かい「かけうどん」を食べる場合は、受け取った丼の麺を自分で湯煎用のテボに移し替えます。熱湯に5秒〜10秒ほどくぐらせて軽く湯切りし、再び丼に戻します。冷たい麺でコシを楽しみたい場合は、この工程をスキップしてそのまま出汁のコーナーへ進みます。
ステップ3:大寸胴から「いりこ出汁」を注ぎ、薬味をトッピング
店の奥にある大きな寸胴鍋から、柄杓を使って熱々の出汁を丼に注ぎます。この際、寸胴の底に沈んでいる煮干し(いりこ)を一緒にすくい上げるのが通の作法です。出汁を注いだら、脇に置かれているネギと生姜を適量トッピングします。
ステップ4:サイドメニューの天ぷらを選び、席へ移動して実食
バットに並んでいる名物の「ゲソ天」「ちくわ天」「お揚げ」などをセルフでお皿に取ります。空いている席に座り、熱々のうちにいただきましょう。
ステップ5:自己申告制の会計と返却
食事を終えたら、丼とコップを返却口へ戻します。最後にレジ(番台)へ向かい、「うどん小とゲソ天1つ」のように自分が食べた内容を自己申告して現金で支払います。