大川荘のもう一つの主役が、渓流・阿賀川(大川)に向かってせり出すように造られた絶景露天風呂「四季舞台たな田」です。日本の原風景である棚田から着想を得たこの湯船は、段差をつけて3段に配置されており、どの位置に身を沈めても前方の視界を遮られることなく、眼下に広がる雄大な渓谷美をパノラマで堪能できます。
泉質は弱アルカリ性のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉。無色透明で肌あたりが非常に柔らかく、湯上がり後も長時間の保温効果が持続するのが特徴です。新緑の春、深緑の夏、山肌一面が燃えるような紅葉の秋、そして水墨画のような雪景色に包まれる冬と、四季折々の表情がダイレクトに五感を刺激します。また、最上階付近には木組みの意匠が美しい「空中露天風呂」も備わっており、こちらは棚田風呂とは趣の異なる、宙に浮いているかのような高度感ある開放感を味わえます。
なお、旅程の都合で宿泊が叶わない旅行者にとって気になるのが芦ノ牧温泉 大川荘の日帰り入浴と料金体系です。大川荘では日帰り入浴の受け入れも行っていますが、混雑状況や宿泊客のプライバシー保護を優先するため、利用時間帯(概ね11:00~15:00前後)や特定日の受け入れ制限が設定されています。料金は大人1,500円前後(フェイスタオル付、バスタオル有料貸出)となっており、メンテナンス日や連休などの繁忙期には日帰り入浴の受付を休止する場合があるため、訪問当日の午前中に公式サイトまたは電話で最新の受入可否を確認することが不可欠です。