ネット上の情報や雑学コラムでしばしば見落とされているのが、「自分より年下の叔父・伯父」が存在し得るという事実です。
兄弟姉妹の年齢差が大きい家庭では、長男・長女が子どもを産んだ後に、祖父母が再婚や高齢出産で末子(長男・長女から見れば歳の離れた弟・妹)をもうけるケースがあります。この場合、甥・姪にあたる人物よりも、生まれたばかりの赤ん坊のほうが世代としては上になります。
たとえば、あなたが現在30歳で、父親の弟(あなたの叔父)が15歳の中学生だったとします。自分より15歳年下であっても、父親の弟である以上、続柄は間違いなく「叔父」です。決して「従兄弟(いとこ)」や「甥」にはなりません。
また、日常で遭遇する「小父」という表記との混同も目立ちます。「小父さん」は血縁関係のない近所の年配男性などを親しみを込めて指す言葉であり、親族の儀礼では決して用いてはなりません。