Q1:稚魚のオスメスはいつ頃から肉眼で見分けられますか?
A1:一般的には生後1ヶ月半から2ヶ月程度、体長が1.5cm〜2.0cmを超える「若魚」サイズになってからです。体長1.0cm未満の針子・稚魚期はヒレの二次性徴が現れておらず、骨格上の差異も存在しないため、外見から判別することは生物学的に不可能です。無理に網ですくうと致命傷を負わせるため、体長2cm近くまで無選別で育てるのが賢明です。
Q2:オスがメスを激しく突いて追い回しています。すぐに隔離すべきですか?
A2:追いかけっこが数秒で終わり、メスが逃げ切って普通に泳ぎ出している場合は通常の求愛行動の範囲内です。しかし、メスが水面付近や底石の隅でヒレを閉じて動かなくなっている場合や、体表に擦れ傷がついている場合はいじめ・テリトリー争いに発展しています。放置するとメスが衰弱死するため、直ちにメスを別容器に隔離するか、水草や隠れ家を増やし、水槽内のメスの数を増やしてターゲットを分散させてください。
Q3:100円ショップのアイテムで判別ケースを代用できますか?
A3:十分に代用可能です。100均のコレクションディスプレーケースや透明なトラベル用クリームケースなどで横幅の薄いものが活用されています。ただし、専用ケースに比べて奥行きが20〜30mmと広めのものが多く、メダカがケース内で回転して真横を向いてくれない弱点があります。ケース内に透明な仕切り板を差し込んでスペースを10mm程度に狭める工夫を施すと、市販品と同等の判別精度が得られます。
Q4:産卵直前のメスにはどのような外見上の特徴が出ますか?
A4:産卵間近のメスはお腹全体が下に大きく膨らむだけでなく、総排泄腔(お尻の穴)付近が白くわずかに突出し、輸卵管が膨らんでいるのが目視できます。また、朝方の産卵直前には腹部後方が薄っすらと半透明になり、体内で成熟した卵の塊が光の透過によって確認できることも珍しくありません。