カラオケファンの間でも人気の高い『北の漁場』ですが、高得点を狙うため、あるいは聴衆を唸らせるためには明確な技術的ポイントが存在します。
まず意識すべきは腹圧によるリズムのキープです。この曲は3連符のリズムが根底に流れており、拍の頭を重く捉えないと演歌特有の「うねり」が出ません。特にサビの「北の〜漁場はよォ」に入る際、息を一度しっかり吸い込み、下腹部を固定した状態で母音「オ」を響かせることがポイントです。
また、語尾の処理を乱暴に切らず、喉を開いたまま自然にビブラートへ移行させることで、荒々しさの中に品格と情緒を漂わせることができます。
【プロの結論】この曲に挑戦すべき人・じっくり聴くべき人の特徴
【挑戦・鑑賞を強く推奨する人】
- 骨太な男のドラマや、逆境を跳ね返すエネルギーを求めている人
- 声量と肺活量に自信があり、ダイナミックなロングトーンを響かせたい人
- 昭和歌謡・演歌黄金期の圧倒的な作家陣(星野哲郎・船村徹)の職人技を堪能したい人
【慎重なアプローチが必要な人】
- キーの高いPOPS特有の軽快な歌い方に慣れており、地声の響きが浅い人(喉を痛めるリスクあり)
- 静かで内省的なバラードのみを好むリスナー