カーファインダーが位置を特定するアプローチには、大きく分けて3つの技術基盤が存在します。
第1は、GPS(全地球測位システム)と準天頂衛星「みちびき」を活用した測位です。スマホや車載通信機が衛星からの電波を受信し、屋外であれば数メートル単位の精度で駐車位置を特定します。オープンエアの平面駐車場では最もシンプルかつ確実な手法です。
第2は、Bluetoothの接続切断トリガーを利用する仕組みです。車載ナビやオーディオとスマホがBluetooth接続されている場合、「エンジンを切って接続が切れた瞬間」の位置情報をスマホが自動的に駐車位置としてバックグラウンド記録します。ユーザーが意識してボタンを押す必要がない手軽さが支持されています。
第3は、近年搭載が進む超広帯域無線(UWB)や高精度センサーによる近距離誘導です。車の近くまで来ると、スマホ画面上に矢印で正確な方向と距離(「右前方に3.2m」など)が表示され、入り組んだ立体駐車場でも迷わず辿り着ける環境が整いつつあります。