「山野」は全国の地名としても広く採用されており、その読み方も土地ごとに個性が分かれています。
・広島県福山市山野町(やまのちょう):山野峡県立自然公園を擁する景勝地で、中世からの歴史地名。
・富山県南砺市山野(さんや):北陸の伝統が息づくエリアで、地名としても「さんや」と発音される代表例。
・鹿児島県伊佐市大口山野(やまの):かつて熊本県の水俣駅と鹿児島県の栗野駅を結んでいた旧国鉄「山野線(やまのせん)」の駅名としても知られた歴史的な集落。
・東京都世田谷区(旧山野・やまの):現在は町名としては整理されたものの、区立山野小学校などにその名を残す由緒ある地域名。
地域の道路標識や駅跡、学校名などに目を向けると、その土地が「やまの」として発展したのか、あるいは「さんや」の呼び名で親しまれてきたのかが明確に分かります。