歌が変わる腹式呼吸の真実!高音と声量を伸ばす横隔膜の使い方

歌が変わる腹式呼吸の真実!高音と声量を伸ばす横隔膜の使い方

今注目を集めている 歌が変わる腹式呼吸の真実!高音と声量を伸ばす横隔膜の使い方について、主要な情報をご紹介しています。

ボーカルレッスンを受講し始めた人が最も陥りやすい罠が、「息を吸うときにお腹を前に突き出し、吐くときに力いっぱい凹ませる」という機械的な動作です。ネットの掲示板や知恵袋でも「腹式呼吸を意識しているのに、声がかすれる」「喉の締め付けが治らない」といった切実な悩みが数多く寄せられています。

発声専門の耳鼻咽喉科医師や著名ボイストレーナーの指導現場における分析によると、息を吸う段階で腹部に過剰な力を入れると、周辺の筋肉群が過緊張を起こします。結果として首筋や舌根(ぜっこん)、喉頭周辺の筋肉まで連動して硬直してしまい、声帯がスムーズに振動できなくなるのです。

腹式呼吸の本来の目的は、「上半身の脱力」と「声帯にかかる余計な負荷の分散」です。無理にお腹を突き出す意識は捨て、肺の底部が広がるのに伴って「下腹部や腰回りが自然に360度ふんわりと拡張する」感覚こそが、歌唱における正しいスタートラインとなります。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。