「有名大学の学生を採用したが、現場に馴染めず早期に離職してしまった」。こうした人事担当者の嘆きは、決して珍しくない。そんな中、離職率の低さと現場での評価の高さで際立っているのが同校の卒業生たちだ。
彼らの強みは、徹底した「実験・実習重視」のカリキュラムで培われた現場感覚にある。机上の空論ではなく、実際に手を動かし、失敗を重ねるプロセスを何度も経験している。この「失敗への耐性」こそが、実社会に出たときのタフさにつながっているのだ。企業側も、ブランド名ではなく「入社後にどれだけ伸びるか」という実利的な視点で学生を見極め始めている。