億超え名器の落札で再注目!「1挺」か「1台」か、意外と知らないバイオリンの数え方の真実と日本語の謎

億超え名器の落札で再注目!「1挺」か「1台」か、意外と知らないバイオリンの数え方の真実と日本語の謎

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では、そもそも「挺」とはどういう意味なのか。漢字の成り立ちを紐解くと、手で持つ長い柄のある道具を指す。例えば、包丁やハサミ、墨、そして三味線や琵琶といった和楽器も「挺(または丁)」と数える。

明治時代、西洋からバイオリンが輸入された際、日本の人々はそれを「洋風の三味線」のようなものと捉えたのだろう。弦を張り、弓で擦って音を出すその形状から、自然と「挺」という助数詞が当てはめられた。ここには、道具を体の一部のように操る職人や演奏者への敬意が込められている。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。