地価の上昇率で全国トップクラスを記録し続ける熊本。この地価高騰は、ラウンジが支払うテナント料の負担増にも直結している。さらに、深刻な人手不足からキャストやスタッフの時給も高騰しており、店舗運営のコストはかつてないほど膨らんでいる。
「このバブルはいつまで続くのか」という懸念の声は常に存在する。しかし、TSMCの第2工場建設や関連企業の集積が進む現状を見る限り、この需要は一時的なお祭り騒ぎではなく、構造的な変化であるとの見方が強い。熊本の夜のインフレは、都市としての実力が世界基準へと引き上げられている証拠とも言えるだろう。