現場取材で見えてきたのは、単なる行政施設にとどまらない洗練されたホスピタリティです。第一本庁舎1階および2階に設置された東京観光案内窓口では、東京都庁外国人案内の一環として多言語対応の専任スタッフが常駐しており、英語はもちろん、近年増加傾向にあるスペイン語圏からの旅行者に対しても的確な観光ルートの提案を行っています。
また、庁舎内の歴史や議場を巡る東京都庁見学ツアーも定期的に実施されており、国内外の行政関係者や一般観光客から高い評価を得ています。見学ルートでは、丹下健三氏が設計を手がけた幾何学的な建築美を間近で体感できる点が大きな魅力です。
さらに、夕方以降に都民広場で開催される東京都庁プロジェクションマッピングは、ビル壁面を活用した常設展示としてギネス世界記録に認定されるほどのスケールを誇ります。光と音のダイナミックな演出を鑑賞するために日没前後は広場に多くの観客が集まり、新宿の新たな夜間観光の目玉として機能しています。