愛知商業の代名詞とも言えるのが、地域社会との深い繋がりだ。屋上で養蜂を行い、採れたハチミツを使ったコラボ商品を開発するプロジェクトは、メディアでも度々取り上げられてきた。だが、彼らの活動は単なる「思い出作り」のイベントでは終わらない。
原価計算、パッケージデザインの選定、販路開拓、そして実際の店頭販売。これらすべてを生徒が主導する。地元商店街や大手百貨店との交渉の場では、大人相手に堂々とプレゼンを行う姿が見られる。泥臭く動き回り、人と交渉し、合意形成を図る。このコミュニケーション能力こそ、デジタル時代に最も代替されにくい人間の強みだ。