ネット上の情報では「オーバーサイズ=若者向け」「体型隠しに最適」と語られがちですが、これらは一部の誤解を含んでいます。
第一に、体型を隠すために生地が硬く厚手のオーバーサイズアウターを選ぶと、服自体の体積がそのまま着用者の体格として認識され、かえって体が大きく見えてしまいます。体型をスマートに見せたい場合こそ、生地がしなやかに下に落ちる「ドレープ性の高いウール混やテンセル混素材」を選ぶのが正解です。
第二に、30代・40代以上の大人世代がビッグシルエットを取り入れる際は、「アイテム全体の7割をきれいめ要素で構成する」ルールを徹底してください。ブルゾン自体がカジュアルな分、シャツやスラックス、上質なレザーシューズを組み合わせることで、だらしなさを完全に排除した大人の余裕を演出できます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
【向いている人】
- 普段のコーディネートにトレンド感やリラックスしたこなれ感を加えたい人
- 肩幅が広い、あるいは胸板が厚く、ジャストサイズのアウターだと窮屈に見えやすい人
- スラックスやワイドパンツなど、ボトムスのバリエーションを豊富に持っている人
【慎重になるべき人・対策が必要な人】
- 全身を細身のスキニーパンツやタイトジーンズだけで固定してしまっている人(ボトムスも見直す必要あり)
- ビジネス用スーツの上から羽織るなど、フォーマルな規律を最優先するシーン
- 試着をせずに着丈や身幅の寸法を確認せず購入してしまう傾向がある人