女の子のソックスドールに命を吹き込む工程が、ヘアスタイルと表情付けです。同じボディ構造であっても、前髪の長さや目の位置がわずか2ミリ変わるだけで、大人びた表情から幼い無垢な印象まで劇的に変化します。
ふんわりツインテール&ボブの簡単な作り方
毛糸の髪の毛は、厚紙(横幅10〜15cm程度)に毛糸を20〜30回巻き付ける手法が最も手軽です。片側の端をハサミでカットし、中央を同じ毛糸で固く結ぶと束が完成します。この結び目を人形の頭頂部に縫い止め、左右に分けて結べば定番のツインテールになります。前髪を作る場合は、短めの毛糸束を作り、おでこの生え際に並べて縫い付けた後、ハサミでお好みの長さに切り揃える「ヘアカット」感覚で整えると失敗しません。
目パーツの付け方と刺繍のコツ
観賞用ドールであれば、手芸店や100均で入手できる「差し目パーツ(ボタン足タイプ)」や黒いビーズを後頭部側から引き込むように縫い付けると、程よい陰影がついて生き生きとした表情になります。
一方、表情を刺繍で表現する場合は、チャコペンで必ず下書きを行うことが不可欠です。フレンチノットステッチで小さな丸い目を表現し、バックステッチで微笑んだ口元を描きます。仕上げに市販のパウダーチークや綿棒に取った布用絵の具で頬にほんのり赤みを差すだけで、手作りとは思えない温もりあふれる女の子の顔立ちが完成します。