ミヤBMには「ミヤBM錠」と「ミヤBM細粒」の2種類の剤形が存在します。「どちらのほうが効果が高いのか」という疑問を抱く患者も少なくありませんが、主成分である宮入菌の含有割合や薬効自体に差はありません。
ミヤBM錠は1錠中に宮入菌末が20mg配合されており、直径約7mmと小粒で飲みやすい設計になっています。一方のミヤBM細粒は1g中に宮入菌末が40mg(錠剤2錠分に相当)含まれており、錠剤を飲み込むのが困難な高齢者や小児、あるいは細かく用量を調節したいケースで選択されます。細粒はわずかに甘みのある微粒で、水に溶けやすく工夫されています。
服用において重要となるのが飲むタイミングです。添付文書では「通常、成人1日1〜3回経口投与する」とされており、厳密な時間指定はありません。しかし、薬理学的に最も効果を高めるタイミングは「食後」です。
宮入菌の芽胞は胃酸に対して非常に強靭ですが、空腹時の胃内は胃酸濃度が最も高くなります。食後は食べ物によって胃酸が中和され、pHが上昇するため、菌への負担がさらに軽減されます。また、食後に腸管が活発に動くタイミングに合わせて宮入菌を送り込むことで、大腸のすみずみまで行き渡りやすくなります。