市場のコンセンサスも強気に傾いている。『会社四季報』の最新号が伝える各アナリストの業績予想には、貸倒引当金の低水準な推移と与信費用の抑制を根拠とした強気のコメントが並ぶ。事業会社の資金需要が旺盛な設備投資やM&Aによって喚起されており、貸出残高そのものが力強く伸びている点も見逃せない。
さらにブルームバーグが配信するアナリストレーティングの推移を見ても、「買い」またはアウトパフォームの推奨比率は極めて高水準を維持している。海外アナリストの多くは、米欧の利下げ局面と日本の利上げ局面という金利差縮小シナリオのなかで、同社の為替感応度や外債ポートフォリオのリスク管理能力を高く評価している。