ジェラートピケカフェクレープリーがSNSで大反響を呼ぶ最大の理由は、口に入れた瞬間に広がる圧倒的な「バターの多幸感」にあります。一般的な街角のクレープがホイップクリームやフルーツなどのトッピングを主役に据えているのに対し、ピケカフェの主役はあくまでも「クレープ生地そのもの」です。
その核を担っているのが、フランス中西部・エシレ村で伝統的な木製チャーン(撹拌機)を用いて作られる「エシレ村産発酵バター」です。EUが品質と産地を保証するAOP(原産地名称保護)認定を受けたこのバターは、クリームを乳酸発酵させてから練り上げるため、ヨーグルトのようなほのかな酸味と、ミルク本来の濃厚で澄んだコクを併せ持ちます。店頭のクレープ台では、職人が薄く均一に伸ばした生地の上に、大きな塊のエシレバターをダイレクトに滑らせ、熱々の生地へと豪快に染み込ませていきます。このダイナミックな調理工程と立ち上る甘美な香りは、視覚と嗅覚を強烈に刺激し、思わずスマートフォンを構えたくなる臨場感を生み出しています。
マッシュライフラボの製品開発チームが徹底したのは、表面はパリッと香ばしく、内側はしっとりとした弾力を保つオリジナルの粉の配合比率です。フランス産小麦をブレンドした特製粉とエシレバターが融合することで、具材が一切入っていないシンプルな組み合わせであっても、最後の一口まで飽きることのない贅沢なデザート体験へと昇華されています。