初代『ウルトラマン』第9話「電光石火作戦」で初登場を果たしたガボラは、別名「ウラン怪獣」の名の通り、放射能や純粋なウランを主食として捕食する極めて危険な地底怪獣です。劇中では、ウラン235の貯蔵庫やウラン輸送トラックを次々と襲撃し、日本中のエネルギー供給網を混乱に陥れました。
設定上、体長は50メートル、体重は2万5000トン。武器としては口から放射する青白い強力な放射能光線(殺人光線)を備えています。地中を時速数十キロで掘り進み、突如として地上へ姿を現す機動性は、科学特捜隊にとっても最大の脅威となりました。
「電光石火作戦」において科特隊は、ウランカプセルを吊り下げたヘリコプターでガボラを人口密集地から山奥へと誘導する決死の作戦を展開。ウルトラマンとの戦闘では、強烈な肉弾戦の末に首元の急所であるヒレを次々と引き裂かれ、最後はウルトラ霞斬り(チョップ)の連打を受けて絶命しました。ウルトラマンが放射能被害を防ぐため、ガボラの亡骸を宇宙へと運んでいくラストシーンは、当時の視聴者に深い余韻を残しました。