バラエティ番組の「ハンバーグ大好き芸人」企画や著名アーティストの自著・インタビューにおいて、必ずと言っていいほど名前が挙がるのがゴールドラッシュです。若手時代に渋谷の劇場やスタジオに通っていたお笑い芸人やミュージシャンが、成功した後も足繁く通い続ける背景には、単なるノスタルジーにとどまらない強烈な味覚体験があります。
一般的な日本の洋食ハンバーグは、玉ねぎやパン粉、卵などのつなぎを多めに使い、ふっくらと柔らかな食感とデミグラスソースの甘みを楽しむスタイルが主流です。しかし、ゴールドラッシュが追求したのは1980年の創業当時から一貫して「本場アメリカ仕込みの手ごね牛肉100%パティ」でした。肉の繊維感をあえて残した粗挽き肉を手作業でしっかりと練り上げ、つなぎを極限まで減らすことで、噛み締めた瞬間に力強い肉の旨味と肉汁が口いっぱいに広がります。
さらに味の決定打となっているのが、創業者が研究を重ねて調合した10種類以上の特製スパイスブレンドです。ブラックペッパー、ナツメグ、ガーリックパウダー、カルダモンなどを絶妙な比率で配合。肉の脂っぽさを引き締めつつ食欲を刺激するスパイシーな風味は、一度食べると脳裏に焼き付く中毒性を持ち、これが「ゴールドラッシュ 芸能人 行きつけ」の定評を不動のものにしています。