手羽元を揚げ物や焼き物にする際、中心部まで火が通りにくく、外側だけが焦げてしまうという失敗が散見されます。この問題を解消するのが、事前の下味処理と加熱設計です。
手羽元唐揚げサクサク下味の秘訣は、フォークで皮目を数カ所刺した上で、醤油、酒、おろし生姜、おろしにんにく、少量のマヨネーズを揉み込むことです。マヨネーズに含まれる乳化された植物油が肉の繊維に入り込み、揚げた際のパサつきを完全に遮断します。衣は小麦粉を薄くまぶした後に片栗粉を重ねる「ダブル衣仕立て」にすることで、外側はバリッと軽快で、中は肉汁が溢れるコントラストが生まれます。
一方、週末に仕込んでおきたい手羽元オーブン焼き漬け込みスタイルでは、ジッパー付き保存袋を活用したタンドリーチキン風やハーブソルトオイル漬けが秀逸です。カレー粉、プレーンヨーグルト、ケチャップ、塩コショウを揉み込み、冷蔵庫で2時間以上寝かせることで、オーブンの高温熱風でも水分が逃げず、しっとり極上のローストチキンが焼き上がります。