新宿三丁目で洋食といえばルブラン、ルブランといえば「シーフードドリア(シードリア)」と即答されるほど、この一皿は圧倒的な知名度を誇ります。一般的なカフェやファミリーレストランで提供されるドリアとは一線を画す、その人気の秘密は徹底した手作業の仕込みにあります。
第一の特徴は、門外不出の濃厚な自家製ベシャメルソースです。良質なバターと小麦粉を丹念に炒め、牛乳と生クリーム、そしてアサリやエビなどの魚介から抽出した特製ブイヨンを贅沢にブレンド。口に含んだ瞬間に広がるミルキーなコクと魚介の旨味の重層感は、他店では決して真似のできない深みを生み出しています。
第二に、具材の惜しみないボリューム感です。スプーンを入れるたびに、大ぶりの海老、柔らかなイカ、ふっくらとしたホタテやアサリが次々と顔を出します。表面を覆うチーズは高温のオーブンで絶妙な焼き色がつけられ、カリッとした香ばしさとトロリとした舌触りのコントラストが食欲を刺激し続けます。
また、ドリアと並び熱狂的な支持を集めているのが「焼きカレー」です。スパイスの効いたコク深い欧風カレーにチーズと卵を落とし、グラタン皿で香ばしく焼き上げた逸品で、ランチタイムにはシードリアと注文を二分するほどの人気を獲得しています。