そもそも体内で発生するガスは、食事の際に一緒に飲み込んだ空気と、腸内細菌が食物繊維などを分解する過程で産生するガスが合わさったものです。成人における1日の平均的な排気回数はおよそ10回から20回程度とされており、総量にして約0.5〜1.5リットルのガスが無意識または意識的に体外へ排出されています。
回数が1日に20回を大きく超えたり、お腹がパンパンに張って日常生活に支障をきたしたりする場合は、排気回数の異常と捉えるのが妥当です。回数が増える背景には、腸の蠕動(ぜんどう)運動の低下によってガスがスムーズに移動できず溜まるケースや、腸内発酵が異常に活発化しているケースなど、複数の要因が存在します。