この店の暖簾をくぐる者の多くが、まず驚かされるのが「ご飯の美味さ」だ。ぎんごんちゃんでは、注文を受けてから一釜ずつ丁寧に炊き上げるスタイルを貫いている。
米は全国の契約農家から厳選した銘柄米を使用。その日の気温や湿度に合わせて水加減を微調整する職人技が、米一粒一粒の立ち上がりを生み出す。蓋を開けた瞬間に立ち上る甘い湯気と、ピカピカに輝くお米。口に含めば、噛むほどに米本来の自然な甘みが広がり、これだけで何杯でも食べられてしまうほどの完成度を誇る。
近年、効率化を優先して大量炊飯に頼る店舗が増える中、手間にコストをかけるこの姿勢こそが、本物を求める外食ファンの心を強く惹きつけている。