結婚生活は決して順風満帆な出来事ばかりではなかった。むしろ、二人の絆が本物であることを証明したのは、結婚後に訪れた大きな経済的試練だったと言える。坂田が手掛けた飲食店経営の行き詰まりや、事業に関わるトラブルによって報じられた巨額の負債。一時は「離婚危機」とゴシップ誌を賑わせることも珍しくなかった。
しかし、小池栄子は決して夫の手を離さなかった。彼女は一切の愚痴を言わず、むしろバラエティ番組で夫の男気やエピソードを明るくネタにし、一家の稼ぎ頭として泥臭く働き続けた。「夫が挑戦した結果なのだから、一緒に背負うのは当たり前」と言わんばかりの肚の括り方は、周囲の芸能関係者を大いに驚かせた。夫への深い信頼と愛があったからこそ、二人はこの嵐を乗り越えられたのだ。