彼女のキャリアの原点は、9頭身とも称される異次元のスタイルを誇るファッションモデルだ。数々のファッションショーのランウェイで見せた鋭い眼差しとスタイリッシュな佇まいは、当時のトレンドアイコンとして強いインパクトを残した。
しかし、ドラマや映画へと活躍の場を広げるにつれ、彼女は単なるモデルにとどまらない表現力を身につけていった。「悪女役」として一世を風靡した時期には、吊り上がったアイラインとダークトーンのリップで攻撃的な美しさを演出。役柄に応じて表情筋の動かし方から目線の配り方まで完璧にコントロールする技術が、見る者に「顔立ちそのものが変わった」という錯覚を与えるほどの強烈な印象を与えたのである。