トイレットペーパーは単なる日用品を超え、人間の心理や社会相を映し出すメディア上のアイコンとしても度々登場する。自主映画や短編作品として話題を呼んだ映画『トイレットペーパー』のように、日常の象徴や人間の滑稽さ・哀愁を表現するモチーフとして使用される例は少なくない。
デジタル空間における存在感も増している。YouTubeでは、各メーカーの肌触りや水溶けやすさ、巻きの長さを徹底検証するレビュー動画が人気を集め、消費者の購買選択に強い影響を与えている。また、AmazonをはじめとするECサイトの定期おトク便機能を利用し、重く嵩張る買い物を自動化するスマートな消費行動が定着した。
リアルな店舗での衝動買いから、デジタル空間での情報収集と計画購買へ。消費者と紙製品の接点は、SNSや動画メディアを通じてより多角的なものへと進化している。