酒の席とはいえ、そこはビジネスコミュニティの延長線上にある。都内のIT企業で人事責任者を務める人物は、「アルコールが入る前の段階で、服装による第一印象のフィルターがかかってしまう」と明かす。特に悪目立ちしてしまうのが、清潔感の欠如とTPOの著しい崩壊だ。
ヨレヨレの襟元、シワだらけのシャツ、あるいは主張の激しすぎる大ぶりのブランドロゴ。これらは本人が思っている以上に周囲に違和感を与える。「おしゃれを楽しむこと」と「相手に不快感を与えないマナー」。その境界線は、相手に「無用な気を遣わせないかどうか」という一点に集約される。