一方で、圧倒的なスケールの実験企画と独自の企画力でトップを走り続けてきたはじめしゃチョー。巨大なスタジオの建設や、数千万円を投じたエンタメコンテンツの制作は、個人クリエイターの域を超えたひとつの「巨大メディア企業」としての姿を提示した。
しかし、登録者数や再生回数という目に見える数字に縛られ続ける生活は、絶え間ない摩擦を生み出す。どれほど成功を収めても「次の一手」を求められる激しい焦燥感。過去の失速やバッシングを乗り越えた後も、彼は常に自己更新を迫られ、その泥臭い格闘の歴史そのものが彼のコンテンツであり続けた。