グリーンライツ・セレナーデ』はなぜ神曲なのか?歌詞に隠された感動の真相

グリーンライツ・セレナーデ』はなぜ神曲なのか?歌詞に隠された感動の真相

グリーンライツ・セレナーデ』はなぜ神曲なのか?歌詞に隠された感動の真相の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

『テオ』をはじめとする高速ピアノロックでボカロ界に確固たる地位を築いていたOmoi(作詞・作曲:Sakurai、編曲:Kimura)が、イベントのメインテーマとして書き下ろしたのが『グリーンライツ・セレナーデ』です。当時の制作陣が直面していたのは、前年(2017年)にハチ(米津玄師)氏が手掛けた『砂の惑星』が投じた「ボカロ文化の砂漠化」という強烈な批評に対するアンサーの提示でした。

関係者の証言や当時のインタビューによると、Omoiが目指したのは「初音ミクの存在そのものが持つ圧倒的な肯定力と光の再生」でした。重厚でメッセージ性の強かった前年曲とは対照的に、BPM180超のアップテンポで駆け抜ける眩いメロディラインを構築。ミクが発する「さあ、照らし出せ!」という言葉に、クリエイターたちへの最大の敬意とエールを詰め込みました。公開直後からネット上では「ボカロを好きでいて本当によかった」「涙が止まらない」といった熱狂的なリアクションが相次ぎ、Omoiのボカロ代表曲として瞬く間に殿堂入りを果たしました。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。