とうもろこしを描く際、初心者が最も陥りやすい罠が「本物そっくりに粒を1粒ずつ敷き詰めようとすること」です。細かく描きすぎると画面がうるさくなり、かえって不自然な印象を与えてしまいます。とうもろこしの描き方簡単なアプローチの鍵は、パーツを単純な幾何学図形に分解することにあります。
【ステップ1:本体のベースとなる楕円を描く】
まず、上部がやや細く下部がふっくらとした「縦長の丸(砲弾型)」を描きます。縦横の比率は「3対1」程度を意識すると、バランスの良いとうもろこしのシルエットになります。
【ステップ2:皮(ハスク)と芯の軸を描き加える】
本体の左右から、外側に向かってアルファベットの「V」の字のようにめくれた皮を2〜3枚配置します。皮の先端を外側に少しカールさせると、もぎたてのみずみずしい躍動感が生まれます。底部には短い長方形で芯の切り口(軸)を描き足します。
【ステップ3:格子ラインで粒を表現し、ヒゲを添える】
実の部分に斜めの交差線(チェック柄)を緩やかなカーブを描きながら数本引きます。交差した角を少し丸めるか、交点に小さなドットを打つだけで、粒がぎっしり詰まった質感に見事に化けます。最後に、てっぺんから細い波線を2〜3本伸ばして「ヒゲ(絹糸)」を描けば、一目で伝わるとうもろこしイラスト手書きの完成です。