Cbr試験とは?計算式や設計・修正・現場の違いと基準値を徹底解説

Cbr試験とは?計算式や設計・修正・現場の違いと基準値を徹底解説

Cbr試験とは?計算式や設計・修正・現場の違いと基準値を徹底解説とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

CBRの各種算出プロセスには、厳密な数学的・工学的ルールが定められています。実務で失敗しないための導出ロジックを確認します。

1. 設計CBRの算出方法(統計的ばらつきの排除)

道路計画区間(通常は土質が均一とみなせる同一起工区間)において、路床土を複数箇所(最低3地点以上)から採取し、それぞれ室内CBR試験を実施します。得られた各地点のCBR値から極端な異常値を排除した上で、以下の計算式により設計CBRを求めます。

設計CBR = 各地点の室内CBRの平均値 - 各地点の室内CBRの標準偏差($\sigma$)

設計CBRの計算式で標準偏差を引く理由は、地盤の強度が空間的に不均一であることを前提とし、「全区間の約84%の地点で安全側となる支持力」を設計基準として採用するためです。求めた数値は、舗装設計便覧等の規定により四捨五入して整数(または小数点以下第1位)として扱われます。

2. 修正CBRの求め方(締固め度との関係性)

修正CBRは、材料が現場で実際に締め固められた状態を想定して評価する手法です。1層あたりの突固め回数を17回・42回・92回(各3層または5層)と変化させた3種類の供試体を作成し、締固めエネルギーと乾燥密度の関係曲線を描きます。

その後、各供試体を4日間(96時間)水に浸して最悪の吸水膨張条件を与えた上で室内CBR試験を実施します。得られたデータから「乾燥密度—CBR関係曲線」をプロットし、現場の目標締固め度(例:最大乾燥密度の95%)に相当する位置のCBR値を読み取ります。この読み取り値が修正CBRとなります。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。