りゅうこつ座イータ星の爆発はいつ?地球への影響と最新観測の真相

りゅうこつ座イータ星の爆発はいつ?地球への影響と最新観測の真相

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りゅうこつ座イータ星を特徴づける象徴的な姿が、美しい砂時計のような形状をしたホムンクルス星雲の構造です。1843年の大増光で噴き出したガスと塵が、光速の1パーセント近い猛スピードで双極方向に広がり、現在も直径約1光年にわたって拡大を続けています。

かつては単一の超巨大星と考えられていましたが、近年の高精度な分光観測により、太陽の約100倍以上の質量を持つ主星と、約30〜40倍の伴星が互いを回り合う連星系軌道を持っていることが確定しました。この2つの星は、極端な楕円軌道を描きながら約5.54年周期で公転しています。

最接近時には、両星の距離がわずか太陽・火星間の距離ほどにまで縮まります。この瞬間、主星から噴き出す濃密で低速な恒星風と、伴星からの高速な恒星風が正面衝突し、数千万度を超える超高温のプラズマと強烈なX線放射を発生させます。この周期的な衝突エネルギーこそが、星雲全体の形状を彫り込み、不規則な増光現象を引き起こす主因であることが分かっています。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。