歌舞伎座の舞台に立つだけで劇場の空気を一変させる存在感を放つ八代目市川染五郎。その素顔を知る上で欠かせないのが、詳細なパーソナルデータとこれまでの軌跡です。本名は藤間齋(ふじま いつき)。2005年3月27日に東京都で生まれ、幼い頃から歌舞伎の舞台に親しんできました。
公称身長は176cm(成長期を経て舞台上ではさらに高く映るという現場の声も多数)、体重は推定50kg台後半から60kg前後と見られています。舞台映えする長い手足と細身でありながら芯の通った体躯は、日々の過酷な立ち回りや日本舞踊の稽古によって鍛え上げられたものです。
2007年、わずか2歳で歌舞伎座『侠客春雨傘』で初お目見得を果たし、2009年には4歳で四代目松本金太郎を名乗って初舞台を踏みました。そして2018年1月、祖父(二代目松本白鸚)、父(十代目松本幸四郎)とともに「高麗屋三代同時襲名」を行い、八代目市川染五郎を襲名。当時弱冠12歳にして見せた堂々たる立ち居振る舞いは、興行関係者や批評家たちを唸らせました。