大手カスタムパーツメーカーの出荷動向や整備工場の現場データ、各種コミュニティに寄せられるオーナーの体験談を検証すると、ハンドル交換後に「思っていた乗り味と違った」と再交換を余儀なくされるケースが少なくありません。
「見た目の格好良さに惹かれてバーハンネイキッドをセパハン仕様に変えたものの、30分の通勤ですら首と腰が限界になり、半年でアップライトなコンチハンに戻した」という声はSNSや整備現場でも頻繁に聞かれます。逆に「純正ハンドルの絞り角が手首に合わず痺れに悩まされていたが、数センチ手前に引けるセットバックホルダーと微調整可能なバーハンドルに変えただけで、1日500kmのツーリングも快適になった」というポジティブなフィードバックも多数存在します。
バイクショップの整備士は次のように証言します。「ハンドルカスタムで最も多いトラブルは、パイプ自体の問題ではなく『ワイヤーやハーネスの長さ不足』と『タンクへの干渉』です。ハンドル単体の価格だけで予算を組んでいると、ブレーキホースの延長や構造変更手数料で想定外の出費になります」。