ハローキティがこれほど長きにわたり愛され、グッズとしての魅力を更新し続けられた背景には、3代目デザイナーである山口裕子の存在が大きい。彼女はファンの声に直接耳を傾け、時代の空気感を貪欲にデザインへと取り込んできた。
株式会社サンリオの社風である「Small Gift, Big Smile」の理念は、本展の限定品にも息づいている。山口が手掛けた限定グッズのスケッチや直筆サイン入り複製原画は、展覧会会場でしか手に入らない至高の逸品だ。時代の変化に合わせて表情やファッションを柔軟に変えてきた姿勢こそが、今回の物販ラインナップにも色濃く映し出されている。