日本のメディアでも頻繁に混同されるのが「安楽死」と「尊厳死」の概念です。両者は英語圏でも哲学・医療方針の上で明確に線引きされています。
尊厳死 英語 違いを理解する上で中心となる概念はdeath with dignityやnatural deathです。尊厳死は、過剰な延命治療(人工呼吸器の装着や昇圧剤の過剰投与など)を拒否し、人間としての尊厳を保ちながら自然な死を受け入れるプロセスを指します。
安楽死(active euthanasia)が「薬物等を用いて人為的に死期を前倒しする行為」であるのに対し、尊厳死は「不要な延命処置を差し控え、自然な死の過程を邪魔しない行為(withholding or withdrawing life-sustaining treatment)」です。患者本人が元気なうちに延命治療の希望・拒否を書面に残すliving will(生前遺言)やadvance directive(事前指示書)も、尊厳死の枠組みで語られます。