日本の冬は、熱帯マダガスカル原産のグラキリスにとって最大の試練です。屋外気温が15℃を下回る10月下旬〜11月頃には必ず室内に取り込みましょう。
冬越しの生命線となる限界温度は最低8℃(安全圏は10℃〜15℃以上)です。気温の低下に伴い、グラキリスは葉を黄色く変色させて自ら落葉させ、水分消費を抑える「休眠期」へと移行します。
【2026年主流の冬越しスタイル:完全断水 vs 温室LED加温】
従来の冬越しは「完全断水して春まで眠らせる」手法が一般的でしたが、体力のない小株や発根して間もない株は、完全断水中に干からびて枯死するリスクがあります。
そのため近年は、室内で育成用LEDライト(12時間照射)とパネルヒーターを活用し、室温20℃前後を保って「完全には休眠させず、適度に微量の水やりを続けながら冬を越す」加温育成スタイルを採用する愛好家が急増しています。