フットボールの祭典、2026 FIFAワールドカップの開幕が目前に迫る中、ピッチ内外でピタッと目を引くスタイルがある。かつて天才ロナウジーニョがピッチ上で身につけ、世界中のサッカー小僧を虜にしたあのカラフルな編み紐だ。元をたどれば、ブラジルのバイーア州にある教会で配られていた祈祷の紐「ボンフィン・ペロリーニョ」に由来する。
FIFA主催の国際大会やヨーロッパのリーグ戦でも、選手の足元に結ばれた色とりどりの刺繍糸を目にする機会が増えた。勝負どころでの集中力を高めるメンタルギアとして、あるいは故郷への誓いとして、ピッチに立つアスリートたちが再び足首へと結び直している。