広告業界もこの動きを見逃してはいない。ヘルスケアや金融、さらには最新のITサービスに至るまで、幅広い分野でキャラクターマーケティングへの採用が進む。複雑なサービス内容であっても、親しみやすい笑顔のイラストが添えられているだけで、心理的なハードルが劇的に下がるからだ。
ある大手食品メーカーの担当者は「若年層からシニア層まで、嫌悪感を抱く人がほぼゼロに近いキャラクター像は非常に稀だ。おばあちゃんというモチーフが持つ圧倒的なポジティブイメージは、ブランドの信頼性を構築する上で最大の強みになる」と明かす。