自動車保険は大きく分けて、ネットや電話で直接契約するダイレクト型自動車保険(通販型)と、整備工場やディーラーなどの担当者を介して契約する代理店型自動車保険の2つが存在する。かつては「事故対応は代理店型の手厚さに軍配が上がる」と言われたが、現代においてはその垣根が崩れつつある。
近年、テクノロジーと保険が融合したインシュアテックの進化は目覚ましい。その象徴的な例が、イーデザイン損保「&e」IoT自動車保険プロジェクトだ。車載センサーとスマートフォンアプリを連動させ、運転挙動データをリアルタイムで分析。安全運転をサポートすると同時に、万が一の事故時には衝撃検知システムによって即座に事故連絡が完了する画期的な仕組みを構築している。
対面での手厚いフォローを重視し、万が一の際に担当者が窓口となって交渉を進めてくれる安心感を求めるなら代理店型が適している。一方で、デジタルツールを使いこなし、中間マージンを抑えて保険料を大幅に削減したいならダイレクト型が圧倒的に有利だ。自身のITリテラシーや事故時の対応ニーズに応じて見極める必要がある。