渋川総合公園の春を象徴するのが、園内を埋め尽くすソメイヨシノやヤマザクラ、ヤエザクラの群生です。渋川総合公園の桜の開花状況は、平野部(前橋市・高崎市街地)と比べて標高が約500メートル高いため、例年1週間から10日ほど遅れて進行します。平野部の桜が散り始めた時期に満開を迎える「遅咲きの名所」として、毎年多くの花見客を引き寄せています。
例年のスケジュールデータによると、開花は4月上旬、満開のピークは4月中旬頃となります。この時期に合わせて開催される「渋川ツツジ・桜まつり」期間中には、日没から夜間にかけて幻想的なぼんぼり点灯や投光器による渋川総合公園のライトアップが実施され、昼間とは一変した艶やかな夜桜の景観が広がります。展望広場からは、満開の花霞の向こうに赤城山や渋川市街地の夜景を一望でき、写真愛好家にとっても外せない撮影スポットです。
また、桜の季節が過ぎた秋には、園内の広葉樹やモミジが一斉に色づく渋川総合公園の紅葉の見どころへと表情を変えます。榛名山麓の秋風を感じながら散策できる遊歩道は、春の喧騒とは対照的な静けさと趣を備えています。