ぎっくり腰を発症した直後、良かれと思って取った行動が仇となり、回復を大幅に遅らせてしまう事例が臨床現場で頻発しています。発症後48時間は以下のNG行動を徹底して避けてください。
- NG行動1:患部を温める・長風呂に入る
発症直後は筋肉や靭帯が傷つき、毛細血管から内出血と強い炎症が起きています。温めると血流が急増して炎症と腫れが広がり、翌朝起き上がれなくなるほどの激痛を招きます。 - NG行動2:痛む場所を強くマッサージする・指圧する
損傷した筋繊維を外から揉みほぐすと、微小断裂がさらに悪化します。「痛いところを押してほぐす」行為は急性期において絶対に禁忌です。 - NG行動3:無理に腰を回したり前屈・後屈ストレッチをする
関節の引っかかりや靭帯の損傷がある状態で無理に可動域を広げようとすると、神経を傷つけるリスクがあります。 - NG行動4:激痛を我慢して無理やり歩き回る
「動いて治す」が有効なのは痛みが落ち着いた回復期以降です。激痛が走る初日に無理を押して出勤・作業を続けると、慢性腰痛へ移行する確率が跳ね上がります。